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目標 6: 性(ジェンダー)の平等と女性のエンパワーメントを保障すること

障害のある少女および女性は、重複した形で差別および虐待に直面している。扶養者への依存によってさらに深まる孤立のせいで、女性たちは多様な形態の搾取、暴力および虐待にきわめてさらされやすい。さらに、HIV感染、妊娠、出産期・出生時の死亡など、附随するリスクもある。障害のある少女および女性は、主流となる性の平等をはかる制度から見過ごされていることが多い。性や生殖に関する保健、一般的な保健ケア、および関連するサービスに関連する知識の情報がアクセシブルな形式および言語で提供されることは稀である。2013~2022年の「10年」の約束は、障害のある少女および女性が主流の開発において活動的な主体となってはじめて、完全に実現したことになるのである。

ターゲット6.A
障害のある少女および女性が、主流となる開発の機会に平等にアクセスできるようにする。

ターゲット 6.B
政府の政策決定機関において障害のある女性の代表が参加することを保障する。

ターゲット 6.C
障害のある少女および女性が、障害のない少女および女性と同様に、性や生殖に関する保健サービスにアクセスできるように保障する。

ターゲット6.D
障害のある少女および女性をあらゆる形態の暴力および虐待から守るための対策を増大させる。

 

進捗状況を確認するための指標

主要な指標

6.1 障害のある少女および女性が性の平等および女性のエンパワーメントに関する国の行動計画に参加することを促進している国の数

6.2 国会またはそれに相当する国の立法機関に障害のある女性が議席を占める割合

6.3 障害のない女性および少女と比較して、性や生殖に関する政府および市民社会の保健サービスにアクセスする、障害のある少女および女性の割合

6.4 性的虐待や搾取を含め、障害のある少女および女性に対する暴力を削減することを目的とする、政府および関連機関が主導するプログラムの数

6.5 何らかの形態の暴力および虐待の被害を受けた障害のある少女および女性に対してリハビリテーションを含むケアおよび支援を提供する、政府および関連機関が主導するプログラムの数