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目標 1: 貧困を削減し、労働および雇用の見通しを改善すること

新しい「10年」は、障害者およびその家族の貧困を削減する点において、大きな進歩を遂げなければならない。障害者の大多数は、労働市場できわめて不利な状況に立たされ、経済的な関与が乏しいゆえに、障害のない人に比べて不均衡に貧困の状況にある。正規の職に就き、その職を維持するために必要な教育、訓練、および支援を受けることが、貧困を克服するための最良の手段のひとつである。したがって、就労可能であり、かつそれを望む人には、働けるようにするために十分な支援、保護および必要なものを与えなければならない。このためには、労働市場をより配慮に富むものとする必要がある。障害者およびその家族を貧困から脱出させることで、インクルーシブな成長と持続可能性のある開発の達成に寄与することになる。

ターゲット 1.A
障害者の極度の貧困を削減する。

ターゲット 1.B
就労可能であり、かつそれを望む就労年齢の障害者の仕事および雇用を増大させる。

ターゲット 1.C
政府が助成する職業訓練およびその他の雇用支援制度に対する障害者の参加を増大させる。

 

進捗状況を確認するための指標

主要な指標

1.1 世界銀行が更新する数値であり、総人口と比較して、国際的な貧困線である1日1.25米ドル未満(PPP)で生活する障害者の割合

1.2 雇用総人口に対して、雇用されている障害者の割合

1.3 政府が助成する職業訓練およびその他の就労支援制度に参加する人のうち、障害者の割合

補助指標

1.4 国の貧困線を下回る生活を送る障害者の割合